水処理技術
逆浸透膜処理技術
0.0001ミクロン程度(1,000万分の1ミリ:0.1ナノ)の超微細膜で、
一般の浄水器では除去できない有害物質を除去。(除去率95%)
主な有害物質
- 塩素
- カルキ臭・カビ臭
- 赤さび等
- トリハロメタン
- トリクロロエチレン
- 農業等有機物
- 細菌、ウイルス
- 貴金属
- ダイオキシン
※バクテリア(0.4〜1ミクロン)・細菌、ウイルス(0.2〜0.4ミクロン)
逆浸透膜システムは、1950年代にアメリカ政府の巨額開発費により誕生した究極の浄水システムです。60年代には、海水を真水に変えたり、真水を超純水にするなどの技術が確立し、次いで飲料水としての浄水器の完成を見ました。70年代に入り、イギリスの豪華客船クィンーエレザベスII号やコカ・コーラ社で採用。
このように、アメリカが長い年月と膨大な資金をかけて逆浸透膜システムの開発に取り組んできた背景にあるのは、水への「安全性」を最優先する環境先進国としての意識の高さでしょう。それは、アメリカと日本の水質基準の違いに如実に表れています。アメリカでは水道水に含まれる不純物の内、有害として規正されている物質が126項目あるのに対して日本では、鉛や水銀、トリクロロエチレンなど、わずか50項目を規正しているにすぎません。
そうした、安全性の高い意識と最新技術の結果によって生まれたのがこの逆浸透システムです。この逆浸透膜システムを使って弊社では、「つくりたて」をモットーに「おいしくて安全な水」を「格安」でお客様に提供いたします。
逆浸透膜システム日産成生量 4トン
*8段階浄水工程によって安全な水が成生されます。
逆浸透膜の除去率
オハイヨ州クリーブランドの国立試験所に於けるテスト結果
EPS許容量 | 試験前 | 試験後 | |
---|---|---|---|
PBC | 0.008 |
0.026 | 検出せず |
トリハロメタン | 0.1 | 0.459 | 検出せず |
亜 鉛 | 0.05 | 0.14 | 検出せず |
鉄 | 0.3 | 4.0 | 0.056 |
水銀 | 0.002 | 0.0061 | 検出せず |
重炭素塩 | N/A | 62 | 検出せず |
TDS | 500 | 320 | 5 |
硬度 | N/A | 150 | 10 |
PH | 6.5〜8.5 | 8.3 | 7.3 |
硝酸塩塩化物 | 10 | 100 | 検出せず |
塩化物 | 250 | 12 | 検出せず |
無機物の除去率(1)
アルミニニウム | 67% | カドミウム | 93〜96% |
---|---|---|---|
アンモニウム | 85〜96% |
カルシウム | 93〜96% |
銅 | 94〜97% | 鉄 | 94〜97% |
鉱物の硬度 | 93〜96% |
鉛 | 93〜96% |
マグネシウム | 94〜97% | 水銀 | 93〜96% |
マンガン | 94〜97% |
ニッケル | 94〜97% |
カリウム | 88〜92% | ナトリウム | 88〜92% |
亜鉛 | 94〜97% |
銀 | 88〜92% |
ストロンチウム | 93〜96% | 重炭素塩 | 91〜94% |
臭素 | 88〜92% |
クロム酸塩 | 85〜90% |
フッ素 | 88〜92% | 硫塩酸 | 93〜96% |
塩化物 | 93〜96% |
シアン化物 | 85〜90% |
硝酸塩 | 80% | ケイ酸塩 | 85〜93% |
有機物の除去率(2)
グルコース | 100% | バクテリア | 100% |
---|---|---|---|
フェノール | 100% |
タンパク質 | 100% |
トリハロメタン | 100% | リンデン | 100% |
メトオキシル塩 | 100% |
尿素 | 100% |
バイロゲン | 100% | ウィルス | 100% |
*(1)(2)の資料提供は、米国政府の塩水研究所のものです。
安心と信頼のサポート
顧客管理及びメンテナンスの様子
安心のメンテナンスサポート
- その1 ご購入後一年間の稼働保証(異常があればすぐお伺い点検します)
- その2 用途に応じた選べる2タイプのメンテナンス契約(年間タイプ・スポットタイプ)
- その3 フィルターの交換時期を定期的にお知らせサービス
業務の流れ
アクアステーションでは、納品後もお客様が導入された製品を高い品質のままで長期間ご使用して頂けますように徹底したメンテナンス体制をご提供しております。
企画提案から販売、保守管理まで一貫した顧客サポートをお約束します。
メンテナンスの重要性
したがって、1千万分の1ミリという水分子に近いサイズの不純物を除去する為の「機能維持のメンテナンス」が重要となります。水道水であっても地域により原水の状況が違います。また水道管の経過年数などによっても水質が異なります。その為、原水の状態によっての正しいメンテナンスが必要となってきます。
考えられる問題点の改善
- 1.システムからの漏水防止
- 設置初期、設置数年経過後に各ジョイントのゆるみなどから発生します。
- 2.システムの性能低下改善
- 各フイルターの詰まり、モーターの詰まり、RO膜の破損などによる生成量の低下がメンテナンスを放置した場合起こります。
- 3.生成水の水質の悪化
- 購入したシステムから生成される水を安全にご使用できるように定期的に水質の簡易検査を行いなす。
<アクアステーションのメンテナンス>
- 1.アクアステーションネットワークの活用
- お客様に安心して使用いただけますよう、アクアステーションネットワークにより、常に新たな商品、システムの開発を行なっております。尚、遠隔地域に設置したシステムのメンテナンスも遠隔地域のアクアステーション指定の業社連携により、お客様からのご要望に対し速やかな対応を図っております。
- 2.お客様情報管理の徹底
- 設置いただきましたお客様のメンテナンスカードをコンピューターによりデータ管理し、定期的なメンテナンスのご案内や緊急時の際の迅速な対応に務めております。
■メンテナンスカードの作成→ 設置日、原水の状況(数値) フィルター交換の経緯、パーツ交換状況及びメンテナンススタッフの所見など